嫁姑問題と夫

嫁姑問題は夫にとって、避けて通りたい問題でしょう。
しかし、家庭内で起こっている嫁姑問題なのですから、夫はしっかりと向き合う必要があると思います。
何しろ、嫁に自分の母親を押し付けているから嫁姑問題が起こるのです。
夫が朝から晩まで自分の母親の行動を世話し、嫁に母親を近づかせなければ嫁姑問題は起こらないと思います。
しかし、仕事をしなければならない夫にとって、嫁姑問題が起こっているからといって朝から晩まで家にいるということは出来ないでしょう。
夫が嫁姑問題を避けていると、家庭崩壊に繋がりかねません。
ですから夫は、しっかりと嫁姑問題について考えてください。

嫁姑問題を夫が解決するには、嫁の立場を守るのか、母親の立場を守るのか、自分の考えを明確にする必要があると思います。
夫が自分の家庭を壊したくないのであれば、嫁の立場を守るという考えを前提にして、嫁姑問題に対処すると良いでしょう。
夫が自分の母親の立場を守るという考えなら、嫁姑問題に対処するとき、別居、離婚も含めて考えてください。
夫にとって妻と自分の母親、そして子供と一緒に暮らすのが、家庭かもしれません。
しかし、嫁にとって、自分の家庭とは夫と子供と自分で暮らすことであり、そこに姑は付録として存在している感覚の場合が多く、嫁姑問題が起こってしまうようです。
あくまでも、妻は夫と結婚しているのであり、姑と結婚しているわけではないのです。
ですから、「母と自分とどちらが大切なの?」と、嫁姑問題で悩んでいる嫁は夫に対して質問してしまうのだろうと思います。

嫁姑問題に対処しようと、こういう場合に「どちらも大切」と答える夫が多いようです。
しかし、嫁は「どちらも大切」という夫の気持ちを理解はしていても、その答えで納得ができない場合が多いでしょう。
嫁姑問題がこじれれば別居、離婚へと発展するので、妻と離婚をしたくない夫は、しっかりと、姑よりも妻が大切という考えをアピールする必要があると思います。