沖縄式結婚の内容

沖縄式結婚とは、沖縄独特の土地文化に根付いた結婚式のことです。
沖縄式結婚に参列するなら、友人のご祝儀は一万円だそうです。
日本の他の地域に比べると、沖縄式結婚の方がかなり低い額です。
料理は円卓で、同じテーブルの人と取り分けるようになっているようです。
中華の円卓のようなもので沖縄式結婚はもてなすのですね。
沖縄式結婚では披露宴が始まる前に、着席した人から適当にお酒を飲み始め、乾杯の時にはもう出来上がっている人もいるとか。

沖縄式結婚では家族の席が高砂の目の前なのも特徴です。
その円卓に新郎新婦の分の食事もあり、一緒に食べるのが沖縄式結婚です。
沖縄式結婚の披露宴はとても盛大で、余興のためのステージが設けられることもあります。
沖縄式結婚の余興はまず「かぎやで風」から始まります。
これはお祝いの舞いで、身内が踊ることもあれば、プロの方を呼んで踊ってもらうこともあります。
沖縄式結婚の余興はスピーチや歌に限らず、寸劇や二人の馴れ初めを演じたビデオドラマを上映したりすることもあります。
披露宴の最後に両親に花束を渡しますが、沖縄式結婚では自分の両親に花束を渡します。
今までありがとうという意味を沖縄式結婚ではこめるのでしょうね。
本格的な沖縄式結婚では、新郎新婦は琉球衣装を着て、参列者もほとんど流装をします。
沖縄式結婚では婚礼の儀を「サキムイ」といい、結納を「フクワン」といいます。
沖縄式結婚の挙式後には、琉球村が誇る「道ジュネー」というパレードをします。

沖縄式結婚は現代でもまだ続いている伝統的な行事で、わざわざ県外から沖縄式結婚がしたいとやってくるカップルもいます。
また、普通の披露宴にも琉球踊りを取り入れたり、琉球衣装を着たりして、沖縄式結婚の雰囲気を楽しむ場合もあるとか。
一生の思い出ですから特別な沖縄式結婚をしてみるのもいいかも知れません。
ブライダルハウスに相談すれば、沖縄式結婚を扱っているところがあると思います。
あまり雑誌などには載っていないので沖縄式結婚は知られていませんが、賑やかで楽しいお祭りのようです。
大所帯でなくとも、小さな沖縄式結婚をするのもいいのではないでしょうか。