失恋の癒し方

失恋の癒し方とか、失恋の癒やされ方とか、よく口にしますが、そういうのは本当にあるのでしょうか。
と言うより、オールマイティーな失恋の癒し方とか、失恋の癒やされ方なんてないのではと思ってしまいます。
オーソドックスなところだと、音楽を聴くとか、友達と騒ぐというのがあるみたですが、結局はどれも一時しのぎに過ぎないのではないでしょうか。
失恋の痛手は、どれだけ長く付き合っていたか、そして、どれだけ深く愛し合っていたかによって、大きく異なると思います。
それこそガン細胞と同じで、薬で取り除ける程度の段階のものもあれば、手術しないとどうしようもない大きさのものもあります。
ただ、ガンとは違って、失恋の痛手は自分で治す事が十分可能です。
新しい出会いが薬になるケースもあるでしょうし、その出会いは自分の努力によって形になるものです。
例え、向こうからやって来た出会いであっても、自分自身が前の失恋を引きずって、その出会いを受け入れなければ、毒にもならない代わりに薬にもなりません。

失恋と恋愛の数はある程度まで比例する訳ですから、失恋の経験のない人というのは、恋愛の経験のない人という事になります。
あと、見事初恋を実らせてゴールインし、一生連れ添った人は、失恋の経験がないという事になります。
やはり失恋することによって自分自身が成長して、少しずついい恋をして行く事が、いい結婚をする事につながると思います。
だから、ロストラブはゲットラブのための大事なテキストなのです。
そして、失恋する度に、いろんな癒し方を考えたり、癒やされるものや場所を探します。
そこにまた、新たな発見や出会いが待っているのではないでしょうか。
だから、失恋は悲しくてつらい出来事ですが、決して過去のものにしては行けないと思うのです。

失恋前の自分に比べて、失恋後の自分、随分成長したと思えれば、癒しに成功した証拠です。
その失恋は、決して過去のものではなく、現代のものであって、未来へと続くものなのです。
よく時間の流れが癒やしてくれるとか、早く何もかも忘れた方がいいという人もいますが、そう簡単にできるものではありません。
だったら、無理に忘れようとしたり、時間の流れに消し去ってしまおうとせずに、失恋と自然体で上手に付き合っていく事を考えるのも一つの手ではないでしょうか。
失恋すると自由になる時間が一気に増えますから、ブログやサイトを読む機会もずいぶん増えます。
読むだけでも心が癒やされる事もありますし、前向きになれる事も少なくありません。
ブログやサイトを読む事も失恋の癒やし方の一つである事は間違いないでしょうね。

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