祝福される理想の結婚

理想の結婚相手をやっと見つけたと思っても、そのお相手のことを周りが認めてくれないということもありますよね。
自分にとって理想の結婚相手を友人が認めてくれなくても、悲しくはありますが、致命的な打撃は受けないでしょう。
でも、もし自分の親に理想の結婚相手のことを否定されたらどうでしょう。
親との距離や信頼関係にもよりますが、自分にとって理想の結婚相手といえども、少なからず結婚を踏みとどまるのではないでしょうか。
親を分からず屋と思うか、本当にこの人が理想の結婚相手なのかと考え直すか、いずれにしても何らかの障害になることは間違いありません。
理想の結婚をするには、やはり今まで育ててきてくれた親に祝福されたいものです。

理想の結婚相手と思っているのに、親に祝福されない理由は様々です。
親が理想の結婚相手を認めてくれない理由で良くあるのが、お相手または自分が長男や長女である場合です。
「長男の嫁は苦労する」と昔から言われるように、理想の結婚相手が長男である場合、娘に苦労させたくなくて反対する親が結構いるものです。
また、一人娘の理想の結婚相手が、長男である場合には跡取り問題を考える親もいまだにいるようです。
確かに長男の嫁になると、将来的に長男側の親と同居という流れになることが多いので、理想の結婚相手の条件に「長男でないこと」を挙げる人も実際に多いでしょう。
他には、お相手の家柄、職業、経済力、学歴、宗教、国籍などまるで自分が結婚するかのように、子供の結婚相手の査定に厳しい親もいます。
そんな親に自分にとって理想の結婚を祝福してもらうのは至難の業かもしれませんね。

理想の結婚相手を見つけたからといって、先走って妊娠なんてして(させて)しまうと、これまた祝福されない原因になりがちです。
もちろん子供を授かることは祝福すべきことなので、最近では「授かり婚」なんて言いますが、親の世代ではまだ理想の結婚とはほど遠い「デキ婚」のイメージが大です。
世の中だいぶ考え方が柔軟にはなってきましたが、やはり結婚してから妊娠というのが理想の結婚の順序だという人が多いのです。
理想の結婚を目前に、幸せの絶頂にいる当人たちにはなんともなくても、世間体が悪くて恥ずかしいやら情けないやら、憤りを覚えるのでしょう。
でも最終的に結婚とは、二人で新しい家庭を築くことです。
周りの人がなんと言おうと、お互いにこの人が理想の結婚相手だと思っているのなら、その思いを大切に二人で困難を乗り切っていきたいですね。
二人で力を合わせて困難を乗り切る姿を見たらきっと、親も二人の結婚を認めてくれる日がくると思います。
親を始め、一人でも多くの人に祝福される理想の結婚をしたいですね。

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