一方的な恋とは

一方的な恋とは、いったい何なのでしょうか。
なんて書くとすごく恥ずかしい感じの文章になりますが、一方的な恋の経験がどのくらいおありでしょうか。
そうやってきいたら、なんだか一方的な恋が特別なもののように思えてしまいますが、しかしこの世の中一方的な恋の方が多いはずなのです。
なかなか両思い、すなわちお互いに好意を抱くというところまでは行かず、片方が好きになるところでとまる、つまり一方的な恋で終了することが多いのではないでしょうか。
そう、おそらく、一方的な恋とは誰しも経験したことがある感情なのではないだろうかと思うのです。
しかし、一般的に一方的な恋は、非常に辛いものだと言われています。
なぜなら、一方的な恋は自分の思いが報われないということが前提としてあるからではないでしょうか。

一方的な恋は、基本的に報われない恋であるということは、確かにそうなのかもしれません。
しかし、たとえば現在恋人同士であり、いわゆる両思いであるカップルが、必ずしも最初から両思いであったとは限らない、むしろ一方的な恋であったことの方が多いのではないかと思います。
お互い出会ったときから好意を持っていたということはあまりないのに、一方的な恋から、なぜかいつの間にやら両思いになるということがここで起こっているということになります。
どうして、このような一方的な恋から両思いの関係へと変化するということが起きたりするのでしょうか。
それは、やはり人の心の仕組みにその理由があると言えるのではないかと思います。
とはいっても、この一方的な恋が両思いに変わるプロセスは、そんなに複雑なプロセスを経るものではないと言えるでしょう。
つまりは、人間とは自分のことを好いてくれる人間を好きになってしまうという単純な理由です。
そこまで単純なものではないと仰る方もいるでしょうが、これは一方的な恋が両思いに変化する条件そのうちある一つ、というようなものでしかありません。
しかし一方的な恋が両思いになるためには、これがどれほど重要であるのかということは、言うまでもないでしょう。

一方的な恋とは、結果としてそういう状態に落ち着いたということで、必ずしも悲しむべきことなどではないということが言えるのではないでしょうか。
今、現在が一方的な恋であるとしても、なに一つ悲観する必要はないと思います。
それは最終的に発展して、いつか両思いになるという可能性を秘めているわけですから、むしろ一方的な恋には期待に胸膨らませておくぐらいで良いのでしょう。
むしろ、一方的な恋になれる、好きになることができる人と出会えたということ自体が幸運であり、すばらしいことだと言えるのではないでしょうか。

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