一方的な恋の心理

一方的な恋は、基本的に報われない恋であるかもしれません。
しかし、人間の心理とは複雑怪奇でありますから、一方的な恋が必ずしもそのままで終わるのかというと、そうではないと思います。
現在恋人同士であり、いわゆる両思いであるカップルが、必ずしも最初から両思いであったとは限らない、むしろ一方的な恋であったことのほうが多いのではないかと思うのです。
出会ったときから好意を持っていたということはなかなかないのに、一方的な恋から、いつの間にか変化があるのです。
一方的な恋から、両思いになるということが起こっているということになりますが、なぜでしょう。

一方的な恋から両思いの関係へと変化するということは、いったいなぜなのか、これは個々によって理由があるのでしょう。
そして、仮に大まかな理由を付けるとするなら、それは、やはり人の心の仕組み、心理状態にその理由があると言えます。
しかし、この一方的な恋が両思いに変わる心理的プロセスは、そんなに複雑なものではないでしょう。
つまりは、人間とは自分のことを好いてくれる人間を好きになってしまうという単純な理由です。
人間の心理は、そんなに単純なものではないと仰る人もいるでしょうが、これは一方的な恋が両思いに変化する条件そのうちある一つでしかありません。

一方的な恋から、両思いになることができたら、どれだけ最高だろうかと、期待したり希望を持ったりできる人はきっと幸せになれると思います。
しかし、一方的な恋に不安や恐れをいつまでも抱いている人は、いつまでも悩んでばかりで進展しないでしょう。
今の一方的な恋が、そのままで終わるのか、それとも何か進展するのかどうかは、悩むことでははっきりと答えが出ません。
とりあえず、何らかの行動を起こしたときに、結果は現れるものです。
一方的な恋に悪いイメージを持っている人は、その行動に移ることができないことが多いのではないでしょうか。
一方的な恋のままであれば、いつか両思いになれるときが来るかもしれないという希望を失うことを恐れて、結果を求めていないのかもしれません。
それについては否定しませんが、一方的な恋に悩んでいるだけよりは、他にとるべき道があるということを、まずは受け入れて欲しいのです。

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