媒酌人へのお礼

昔から仲人には、「両家の間をとり持つ」という重要な役割がありました。
縁談から結納、挙式、そして結婚式のあとまで、仲人は何かと相談に乗ってくれる、頼りになる存在だったのです。
媒酌人とは、式当日に立ち会い、二人の結婚を列席者に報告する役目を持っています。
仲人とほぼ同義として扱われますが、媒酌人という呼び方は、式当日に特化した呼び方といえます。

媒酌人を依頼した場合、当然ですが、お願いした手前、お礼をするというのが、常識とされています。
結婚式において、媒酌人というのは、非常に大きな役割を果たすので、それ相応のお礼をしなければなりません。
お世話になったお礼の仕方ですが、新郎の両親だけでもいいのですが、できれば両家の両親が揃ってするのが一番です。
媒酌人に対してお礼する際、最近では、結婚式後にまとめてするという形式が主流になりつつあります。
事前に両親が媒酌人へのお礼を済ませている場合であっても、新郎新婦は別に、直接お礼に伺うことが望まれます。

媒酌人へのお礼で、一番理想的な形は、挙式当日と、披露宴の後に改めてすることです。
両家の両親と揃って行なう方がよく、当日時間が無い場合は、二人が新婚旅行から帰ってきてから訪れるという方法でもかまいません。
その際は、新婚旅行から帰ってきてから、相手の都合をよく確認して、できるだけ早めにお礼をすることです。
媒酌人へのお礼は、夫婦そろって手土産を持参するのが普通で、大体、5000〜8000円程度のお土産を持って行くのが通例です。

媒酌人を務めてもらった人が、新郎新婦の上司、あるいは恩師である場合は、特に本人が直接あって、しっかりお礼をする形をとらなければなりません。
気になるのが、お礼をする金額ですが、大体の目安としては、結納金のお礼が、5〜10万円くらいで、結婚式後は、祝儀の2倍が目安になります。
結婚式や披露宴の仲立ちだけをお願いするような頼み仲人の場合のお礼は、10〜30万円が目安になります。


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