神無月の出雲縁結び空港

縁結びの神様として知られる出雲大社、その出雲大社があるのは言うまでもなく島根県出雲市です。
そして、その出雲市にあるのが山陰一の規模を誇る出雲空港、別名「出雲縁結び空港」と呼ばれています。
県庁所在地の松江市には駅はありますが、空港はありませんので、隣接する出雲市にあるこの空港が、島根県の空の玄関口ということになります。
そこで、宍道湖出雲大社を訪ねる多くの観光客が利用するところから、親しみやすさを提供しようということで、近年この通称が採用されたのだそうです。

実際、出雲縁結び空港の本近くには、神立橋と呼ばれる神様専用の空港があるそうです。
そして、毎年11月に出雲大社で開かれる全国の神様による縁結び会議が終わると、出席した神様は、そこから自分たちのお社へと飛び立たれるとか…。
ところが、神様たちは約1ヶ月間にわたる長い総会を終えた後、「直会(なおらい)」という懇親会を開かれるんですね。
となると、当然、酔っ払って、自力で飛び立つのが困難になる神様もいらっしゃるらしいのです。
そして、ついつい民間機に同乗して帰られる方もおられるという噂ですよ。

ちなみに、この神様たちが故郷へ帰ることを「神等去神事(からさでしんじ)」と言い、毎年神無月は11月26日の夜に出雲空港近くの「万九千神社」で行なわれているそうです。
ですので、その日の最終便か、翌日の始発便に乗れば、縁結びの神様と出会えるかも知れませんね。
そして、ちゃっかり個人的に恋愛運アップをお願いしたいと思われる方は、詳しい日程や空港の情報などを調べられてみてはいかがでしょうか。


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