仲人への謝礼

見合い、結納、そして挙式まで仲人にお願いしている場合、仲人への謝礼は、挙式が終了してからまとめてするのが普通です。
結納の当日には、まず仲人に対してお車代を渡すのですが、この場合、結納後、引き出物と一緒に、お車代を贈ります。
結納のみ、あるいは見合いと結納の立会いを依頼した場合の仲人への謝礼は、結納が終わり次第行います。
基本的には、二人そろって吉日に仲人宅を訪れ、仲人への謝礼の挨拶と金包を渡すのが通例です。

仲人への謝礼で気になるのが金額ですが、結納金の何割とかを渡すのではなく、世話の度合いによって考慮するのが普通です。
金額を決めたら、折半し、金包に御礼と記し、二人の名前を書いて菓子折りなどと一緒に渡します。
仲人への謝礼の水引は、紅白か金銀の結び切りを使い、表書きは御礼、もしくは、寿と書きます。
両家の連名にして、後日都合をうかがい改めて持参するのが良く、仲人が遠方に住んでいる場合は、挙式終了時に渡すようにすることです。

仲人への謝礼の目安は、挙式当日だけの仲人の場合は、10〜20万円、結納から披露宴までの仲人の場合は、15〜30万円、結納だけの仲人の場合は、3〜10万円くらいです。
もちろん、とくに決まりがあるわけではないので、両家の話し合いで自由に決めてもかまいません。