社内恋愛から結婚

社内恋愛に関する某アンケートでは、何やら面白いものがたくさん見えてきます。
まず、世の社会人男女の約半数は、社内恋愛を経験しているようです。
一度しかない人もいれば、何度もある人もいますが、社会人になると、どうしてもプライベイトな時間が減り、出会いが少なくなりますよね。
そこで、一日の大半を過ごす職場が貴重な出会いの場となり、社内恋愛というラブスタイルを生み出すようです。
長時間一緒にいて、お互いの仕事ぶりなどがじっくり観察出来る事も、恋愛感情を促進する要因になっているようです。
実際に今はまだ社内恋愛を経験した事はなくても、いずれは経験してみたいという男女も少なくありません。
結婚と恋愛が別物だという考え方は解らなくもありませんが、ちょっと意外でした。
私的には、社内恋愛でゴールインするカップルがもっと多いと思っていました。

社内恋愛の最大のメリットは長時間一緒にいられる事や、常に相手の様子が分かる事ですが、これはまたデメリットにもなり得ます。
社内恋愛から結婚に進展しない最大の理由、それはどうやら、お互いが見えすぎる事にあるようです。
社内恋愛の一番の魅力は周囲に悟られないように交際する事で、そのスリルを楽しんでいる男女も多いようです。
ですので、結婚相手はやはり落ち着いた恋愛で探すといったところなのでしょうか。
社内恋愛と結婚を前提にしたお付き合いというのは、全く別物のようです。
そのくせ、仕事ぶりを見ると、その人の本当の人柄や能力が解るとか、お互い現状を理解し合えるからいいなどという意見も沢山あります。
結果、今回の某アンケート調査では、3分の2以上の男女が、社内恋愛には賛成。
にも関わらず、いざ結婚を考えると、情報が筒抜けである事や、能力の上限を悟られている事など、二の足を踏んでしまう事が沢山あると言います。
どうやら、社内恋愛が結婚に到達しないのには、それなりの理由があるようですね。