生別のきっかけを考察

生別のきっかけなんて、ほんと些細な事が多いのです、後で振り返ってみれば…。
なんで、あんなくだらない事が生別のきっかけになったんだろうって思った事、皆さんはないですか。
もちろん、その時はすごく大きな事に思えるのですが、後でじっくり考えて見ると、すごく小さな事だったりなんかするのです。
ただ、人間の感情というのはとても恐ろしいもので、どんなに細かい出来事でも、そのスパイスが加わると、あっという間に生別の大きなきっかけ化してしまいます。
ただ、そのスパイスの効き目というのは、ある意味、神様の塩加減というか、縁があるかないかで決まって来るのではないかと、私は思います。
もっとわかりやく言うと、もともと縁のなかった2人には、あえて小さな出来事に強い香辛料をまぶし、生別のきっかけにしちゃう訳です。
逆に、縁のあるカップルの2人の場合だと、どんなに沢山入れても辛くないようなスパイスを加えているのでしょう。
目の前の2人が本当に生別かどうかを100パーセントの確率で当てられるのは神様だけなのですよ。

生別か否かを当てられるというより、神様は自分で決められるのですよね。
だから、この世に残したい、あるいは、残しておくべきだと思うカップルには、生別スパイスを使わないように上手に調理されるそうです。
ただ、この2人はもう別れた方がお互いのためだと思われたら、逆の味付けをされるかも知れないので要注意です。
世の中、生別のきっかけに発展しても決しておかしくないような大きなトラブルでも、無事乗り越えられるのは、そういう事があるからなのではないでしょうか。
むしろ、そのトラブルがきっかけで、さらにお互いの愛情や信頼度が高まったとすれば、それは多分、最高のうまみ調味料を注いでもらった時です。
それをしっかり認識し、なるべく自分たちで生別のきっかけを作らないようにしたいものですね。
そう言えば、昔からよく、ケンカするほど仲がいいと言われます。
実際、生別だの別れないだのと言っては、結局未だ恋人同士や夫婦関係を続けている男女も大勢います。

生別が悪いとかいう訳ではありませんが、別れた事を人生の大きな失敗だったという考え方だけは持ちたくないものです。
もし、神様に生別を選択され、調理されたのであれば、それは新しい自分を見付け出すための大きなきっかけなのです。
一生懸命頑張って、今までとは違う人生を歩こうとする事が大切です。
そうすれば、今度は本当にこの世に必要とされる出会いに巡り会い、生別のない調味料が注ぎ込まれるかも知れません。
出会いの数だけ別れがあると言いますが、やはり、いい出会いをすればするほど、別れの確率は減る訳です。
何度も言うようですが、自然の成り行き、全ては神様の判断です。
常にお互いを思い、生別のきっかけを神様に作られないようにしたいものです。