授かり婚で相手親に挨拶

授かり婚の場合、世間からはあまりよい目で見られませんから、いろいろ注意が必要です。
たとえば、授かり婚で困ってしまうのが、お相手の親御様にご挨拶に行くときです。
私は男性ですので、お相手を妊娠させて授かり婚するという状況を考えてみました。
だいたい、授かり婚でなくても、お相手の親御様のところにご挨拶に行くのは緊張するものです。
まして、それが授かり婚ともなると、どれほどの恐怖を味わわなければならないものでしょうか。
そして、授かり婚するお相手の父親が、体育会系の頑固おやじだったりしたらとんでもないことです。
ご挨拶に行こうものなら、授かり婚をするようなふしだらな娘ともども殴られるでしょう。
とはいえ、授かり婚だからといってご挨拶に行かなければ、やっぱり怒られ、後日殴られるでしょう。

授かり婚の場合、お相手の父親にも母親にも、ご挨拶に行くためのハードルは跳ね上がるものです。
このハードルの高さはとんでもなく、もはや棒高跳びレベルです。
だから事前に、結婚相手に授かり婚について親御様に説明しておいてもらってからご挨拶に行きましょう。
いや、授かり婚と知っている親御様のところにご挨拶に行くのは、かえって怖いかもしれません。
しかし、授かり婚であることを隠し通せるものでもないので、ご挨拶に行って正直に言うしかありません。

授かり婚というのは、世間の目もあるので、いろいろと困難が生じることもあるでしょう。
お相手の親御様への挨拶も、授かり婚における苦労の一つだとは思いますけれども。
ひるがえって、自分が父親になって、かわいい娘が授かり婚するとなったらどうしましょう。
お相手のにくらしい男性が授かり婚の挨拶なんかに来たら、どう対応したらいいですかね。
ぶん殴ってやりたくなるかもしれませんが、殴り返されたら、若い奴にはかなわないかもしれません。
考えてみれば、授かり婚じゃなくても結婚のご挨拶は、娘の父親も結婚相手の男性も、両方とも怖いものでしょうか。
それが特に授かり婚ともなれば、お互いに、より気を使って挨拶しなければならないのでしょうか。
まあとにかく、授かり婚をすることになった以上は、お互いにちゃんと挨拶して、晴れやかに結婚しましょう。