倫理的な恋愛ルール

恋愛ルールは、自分のために用意するというよりは、周囲に向けて用意する自分なりの心配りと言えるかもしれません。
自分さえ良ければ他はどうなってもいい、という考えに基づくのであれば恋愛ルールなどは必要ないでしょう。
好き勝手に振る舞えば良いだけの話で、ただ現実には恋愛以外の人間関係を無視することは出来ないため恋愛ルールが必要とされるのです。
だからといって、必要以上に自分達へ制限を与えるものは恋愛ルールの範疇を超えていると言えます。
どんなものが恋愛ルールと呼べるかというと、たとえば公共の場で過剰にイチャイチャしないという事が挙げられます。
自分達は幸せかもしれませんが、周囲には鬱陶しく映るものなので、可能であれば恋愛ルールに加えておきたいです。

恋愛ルールは、恋愛における倫理観を示すものと言えるでしょう。
実際に、倫理的な話と言いながら街中でイチャイチャしているカップルは見かけます。
彼らが恋愛ルールを用意していないという事ではなく、それを適用させていないだけの話です。
自分が恋愛ルールで制限しているんだからお前も制限しろ、というのは妙な話ですね。
恋愛ルールは誰かに強要されるものではなく、自分で周囲のために考えるものとすれば答えは見えてきます。
ただ単に感度の問題な部分も少なからずあるため、多少の感じ方の違いは恋愛ルールにおいて認められるべきでしょう。

恋愛ルールを自分の中だけで完結させてしまうのではなく、色々な考え方を見てみませんか。
色々な恋愛ルールを見ていく事により今まで自分が特に問題視していなかったものの重要性に気付く事があるかもしれません。
直接参考にするかどうかは別にしても、多くの恋愛ルールに触れる事で自分のそれも解消される事もあるでしょう。
恋愛ルールは、10代の頃にはあまり積極的に考えられる事のないものかもしれません。
元々がかなり多感な時期なので、恋愛ルールを敢えて必要としないのかもしれませんね。
学生時代にはそれで済むかもしれませんが、社会人になると相応の恋愛ルールが要求されます。