恋愛の法則と心理学
恋愛の法則を考える上で心理は大切です。
男女の心理を考えた恋愛の法則と言うのは、成り立つ確率が高いと思います。
マーフィーの恋愛の法則を見ていても、結局は男女の持つ心理から分析されたもののようです。
「浮気をしている男性は魅力的である」とか、「不倫をすると女性は綺麗になる」とあるのですが、これは当然と言えば当然の事でしょう。
それこそ、意中の異性に対する男女の自然の心理から自動的にはじき出される恋愛の法則そのものです。
好きな人が出来れば、男性はカッコよく見られたいと思い、女性は常に綺麗でいたいと思うものです。
ただそれが、既婚者になると、これまた自動的に不倫だの浮気だのと言う形になってしまう訳で、こういう恋愛の法則が出来てしまうのですね。
本来、不倫や浮気をしていなくても、恋をしている人はみんな素敵なんです。
「悪女と呼ばれる女性は多くの男性を引きつける」という恋愛の法則もありますが、これもごもっともでしょう。
恋愛の法則は作るものではなく、自然に出来るものだと思います。
そして、大抵の恋愛の法則のベースとなっているのが、男性と女性の心理とその駆け引きです。
ですから、マーフィーの恋愛の法則を読んでいても、意外と単純なものが多いと思います。
「身近にいる男性が嫌なタイプであるのは73％の確率である」とか、「表面的に付き合っているカップルほど長続きする」などというのもあります。
「理想を追い求めると嫌なタイプと巡り会う」という恋愛の法則もありましたね。
ようするに、親しくなればなるほどお相手のいろいろな部分が見えてくるから、嫌だと思う事が増えるのも当たり前という訳です。
恋愛の法則を取り上げたドラマが、これまでにも何本かありましたが、結局はそのものをメインにしていなかったと思います。
お互いの心理の変化や、それを読み合う事を通して、恋愛の法則が成り立っていく様子をストーリー化していただけのものでした。
それもそのはず、恋は数学みたいにオールマイティーの数値を持ってはいないのです。
だから、絶対値の出る恋愛の法則なんてあり得ないと思いませんか。
