結婚相談所ブームを作ってくれた中高年の方々

結婚相談所というのは、その昔は中高年の宝庫のようなイメージがありました。
とくに、十数年前はそうでしたね。
昔は必ずと言っていいほど、親戚や近所にお節介係のようなオバサンがいて、自分の代わりに結婚相手探しをしてくれたものです。
それも、誰も頼みもしないのに、勝手に動き回ったりなんかしていました。

それが、人に干渉しないことがいいように言われるようになり、そういうマメなオバサンも少なくなったことで、急きょ焦りを感じたのが中高年のシングルの方々だったのでしょう。
若い頃は、周囲から結婚を勧められたり、お見合いの話しを持って来られると、大抵は頭ごなしにパスしていたと言います。

でも、そのお陰もあって、結婚相談所が日本にも定着したのです。
そして、我々のように生計を立てさせていただいている人間も少なくない訳ですから、婚活ブームの元を作ってくれた中高年の方々には感謝いたします。

しかも、今は若い男女でも、冷やかしや興味本位からではなく、真面目に結婚相談所を訪ね、真剣に婚活を考えるようになりました。
そこで喜んでいるのが、中高年の方々という訳です。
職場ではちょっと声の掛けにくい年下の女性とも当たり前のように接触することができますし、実際、今では年の差カップルも珍しくはありません。
その辺りは結婚や恋愛関連のブログやサイトを見ても、わかっていただけるところではなかろうかと思います。
ということで、とくに半ば諦めかけている中高年の独身男性にも、夢を持って結婚相談所のドアを叩いてもらいたいものです。

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