マーフィーの恋愛の法則

恋愛の法則は、全く信じていませんでしたし、関心もなかったのですが、ついこの間、たまたまマーフィーの恋愛の法則という本をちらっと読んでみたのです。
マーフィーの法則と言えば、成功の法則というイメージが強く、恋愛の法則の本を出していた事は全然知りませんでした。
でも、考えてみれば、人生における成功を自らの持つ潜在能力によって導き出すというのがマーフィー牧師の基本的な理論です。
だとしたら、ロマンスやウェディングを成功させる恋愛の法則というものを説いていても不思議ではありません。
ビジネスに成功するよりは、恋愛に成功する確率の方が遙かに高い訳です。
マーフィーに自分の人生を託したいのであれば、取りあえず恋愛の法則から学んでいくというのは妥当な線かも知れません。

「恋愛の法則=人生の成功の法則」と言うのではなく、恋愛の法則が人生の成功の法則に含まれるという考え方ですね。
ちょっと偉そうな事を言ってみましたが、ただ単に、そのマーフィーの恋愛の法則の本、すごく面白くてついつい夢中で読んでしまったというだけの話です。
「恋人との笑いの量と将来の幸せの量は比例する」とか、「今が人生の最も辛く苦しい時期だと思うなら、それは運命の人と出会う前触れと考えてよい」等々です。
「人よりたくさんの悲しみを味わえば、その分、後になって多くの幸せを得る」なんていう恋愛の法則というよりは、幸福に生きるための法則みたいな素敵な言葉がたくさん載っていました。
ただし、こうした法則には、「つまり幸・不幸はプラスマイナスゼロであるというのは正しいが、それは個人においてではない」等というおまけも付いているのですけが。
しかし、その恋愛の法則が実際に自分に成り立つかどかはさておいて、ちょっと前向きに物事を見られそうなメッセーではあります。

恋愛の法則と言えるかどうかは判りませんが、マーフィーの説には、思わずそうそうと頷いてしまうものもたくさんあります。
「マンションを購入した時が愛が醒める時だ」などという、なるべくなら考えたくない恋愛の法則もあります。
結局は、現実の中できちんと自分の思想を持つというのが大事という事なのだと思います。
私はそのマーフィーの恋愛の法則を読んでいて、そんな風に思いました。